【現場レポート】お客様へのプレゼンに重要な「マテリアルボード」ってなに?

こんにちは!KOMOREBINOOKです。ここ最近ぐっと冷え込んだような気がしますが、いかがお過ごしでしょうか?私はまだ暖かい秋口からヒートテックを着込んでいたのでこれからが不安です…。皆様も体調にはお気を付けください!

本日の現場レポートは前回の「CGパースの世界」に引き続き、設計の現場編です!

橋本さんへの取材で普段のお仕事内容を聞きましたが、その中でこんなお話がありました。

「普段は今回ご紹介するCGパースの作成を中心に、設計士が作成した平面図に付随する他の図面(展開図、家具図、仕様書)の作成をしたり、施工管理と共に現場調査に出向いて採寸結果をもとに白図を作成したり、マテリアルボードというものをつくったり…その仕事内容は多岐に渡ります。」

さらっと出てきた「マテリアルボード」という言葉、聞きなれずに気になっておりました…。ということで今回は、この「マテリアルボード」を紐解いていきましょう。

マテリアルボードとは?

実物はこんな感じ。

何やら色々な素材が台紙に貼り付けられていて、どの素材をどの部屋に使うかが細かく分類されています。実際に使われるもののサンプルがそのまま使用されているので、色味だけではなく質感も体験できるようになっています!

それではこれはどんなときに使われるのでしょうか?店舗・オフィスの内装デザイン施工を専門とするKOMOREBI Designの、お問い合わせから店舗・オフィスがオープンするまでのフローをまとめたものを見てみましょう。

マテリアルボードを使用したプレゼンまでの流れ

店舗・オフィスの内装工事のお話をいただいたら、まずは現場調査に出向くことが多く、その際に内装工事をする物件の寸法を測りつつお客様のご要望をお伺いします。その後寸法に沿って図面に起こし、ご予算なども含めて工事内容やデザインなど具体的なことをお打合せの中で決めてプランを作成していきます。

打ち合わせを重ねてプランが決定し、次はお客様へのプレゼン!というときにマテリアルボードを作成することがあります。フローでいうと、「とことん打ち合わせ」と「プランと見積もりが完成!!」の間ですね。

前回の記事でご紹介した「CGパース」はビジュアルでわかりやすくお客様にプレゼンするために作成する資料でしたが、マテリアルボードは色味と質感を具体的にイメージするための提案資料となっています。色の組み合わせや素材の質感は実際に見て触って体感してみないとイメージと違った!ということがあるかもしれないので、よりお客様が理想とする店舗・オフィスづくりのお手伝いをするためにプレゼン一つにも様々な工夫をしています。

CGパースと一緒にご提案します。

マテリアルボードの作り方

それでは最後に作り方を簡単にご紹介します!

➀スチレンボード(※1)というベースの板を用意する。

②CADソフト(※2)で下書きを作成し、プリントアウトしてベースに貼る。

③そこに素材をスプレーノリで貼る。

(※1)発泡スチロールと同様の素材で作られた板。薄いものだとお店のPOPなどに使われている。
(※2)コンピュータ上で様々なものを設計をするためのシステム。今回は建築物の設計をするソフトを使用したマテリアルボードをご紹介。

※作り方は各公務店やハウスメーカー、設計士によって異なります。

おわりに

今回はマテリアルボードについて解説しました!

大きな出費を伴う家づくりや店舗づくりは、できるだけ慎重に進めたい。そう思っている方が多いと思います。その中で、CGパースやマテリアルボードで施工前に完成形を具体的にイメージできると安心できますよね。KOMOREBINOOKでは、家づくりならばライフスタイルに、店舗・オフィスづくりならば営業スタイルに、お客様一人一人が持つ様々なスタイル寄り添い、柔軟な対応で理想の空間づくりをサポートいたします。その一環でこういった提案資料作りもしておりますので、気になった方はお気軽にご相談ください♪

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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