こんにちは!KOMOREBINOOKです。
本日は現地調査に行ってきたのでその様子をお送りします!
まだご契約前の現場になるので部分的にしかお見せできませんが、現場調査はこうやって進んでいくんだ!ということを知っていただけたら嬉しいです(^^)
▼ 目次
現地調査とは?
そもそも現地調査とはなんなのか?をまずは解説します!
現地調査は設計・施工前に行う調査のことで、お客様からの初回のお問い合わせの後に行くことが多いです。初回お問い合わせでは店舗内装の場合、お考えの業種や業務形態、お考えのイメージ、ご予算など大体の情報をお伺いしますが、実際に現場に行かないとわからないことがたくさん。このままでは正確な設計ができないので現地調査が必要なのです。
現地調査でするべきことは大きく2つ。採寸と状況確認です!
①採寸
採寸は言葉の通り、建物内部の寸法を細かく測っていく作業になります。具体的には、幅・奥行・天井高といった部屋の大きさの寸法、梁や柱の寸法、窓やドアの外枠の寸法などが挙げられます。
②状況確認
状況確認では、水道・電気・ガスといったライフライン、火災報知器や消火器、その他設備の有無や配置を確認し、更に既存設備の品番なども細かく確認していきます。建物の状況によってプランとコストは大きく変わってくるので、とても大切な作業になります。
物件の規模にもよりますが、所要時間は大体2時間前後で完了します。思い描いていたイメージと検討していた建物のミスマッチも考えられるので、不動産契約前に現地調査を依頼していただくことをお勧めします。
現地調査の流れ
①現場の見取り図を書く
建物のおおまかなかたちを書き、その中に窓、ドア、設備の配置、梁や柱を書き込んでいきます!
∇見取り図イメージ(作:アユ)
②現場の写真撮影
見取り図を書いている間に他のメンバーが現場の写真を撮影します。天井や床の様子もしっかり移るように縦に撮影するのがコツです!抜けもれがあると図面に起こしづらくなってしまうので、全面を満遍なく撮影します。
③寸法を測り、見取り図に記入
主に「コンベックス」と呼ばれるメジャーのような道具を使って計っていきます。メジャーと比べて自立性があり固定しやすいので長距離も図りやすい優れもの。コンベックスでも測れない長距離になる場合は「レーザー距離計」と呼ばれる道具を使用します。
壁に垂直に固定し、向こう側の壁にレーザーポインターをあてるとその間の距離を正確に測ることができます!
おわりに
今回は、現場調査の様子をお届けしました!現場調査を経て出来上がった図面を見ると感動します。どう作られていくのかを設計担当に1日密着して見たいくらい・・笑
実現したときには皆様にもお届けしたいと思います!
それではまた次の現場でお会いしましょう。