こんにちは。KOMOREBINOOKです!
先日、KOMOREBINOOKに社員として入社して初めての現場同行をしました。
その模様を皆さんにお伝えしたいと思います!
同行させていただいたのは、MAGAZINEにも度々登場している施工管理のダンさんです!
▼ 目次
現場について
今回の現場は、元々焼肉屋さんが入っていたテナントをオフィス用に改修したのだそう。
ダンさんはピンチヒッターとして度々こちらの現場に来ていたようです!
工事概要
ダンさんからお話を聞いて印象に残った工事内容をご紹介します。
1.剥き出し配管
内装には剥き出し配管が取り入れられており、ダクトやコンセントなどが壁から天井にかけて剥き出しになっています。本来は壁や天井の内部に隠しておくものを見栄えが良いように出しておくため、かなり繊細な作業が必要になります。
これらの配管は天井と同じ黒に塗装することで空間と一体感が出ていました。
▲剥き出し配管はインダストリアルな雰囲気が出ます
2.カーブの壁
カーブがかった入り口付近の壁が印象的なオフィスの入り口。
こちらはベニヤ板を下地にして、カーブの角度に合わせて間柱を入れていく下地工事をしたそうです。
まっすぐの板をカーブに合わせて入れるとは難しそう、、。
この間柱を入れることで、壁となる板を強固に取り付けることができます。
▲カーブした壁が印象的な入り口。この表面の板の下に、下地となる間柱とベニヤ板があります。
印象的な建材や加工
1.曲げベニヤ
先ほどご紹介した入り口の壁に使用したベニヤ板は曲げベニヤというそう。曲げ合板と呼ばれる板材の一種で、湾曲に折り曲げて使用することが可能な建材です。
これを下地に使用することで上から重ねる板材をカーブに設置していくことができるんですね!
2.衝撃に強いレッドシダー
入り口にはレッドシダーのハンドスプリットという木材を使用。耐熱・耐火・台風・耐衝撃のとても丈夫な木材です。
3.ベニヤ板の塗装
こちらの壁は、ベニヤ板に木モール(四角い枠のようなもの)を取り付けて塗装したそうです。全て木材で出来ているとは思わなかったので驚きました!
おまけ
作業指示や報告書を作成する時のために現場の写真を多く撮っているというダンさん。
写真を撮る際は、全体像が見えて現場の状況が相手に伝わるように、引きの写真を撮るようにしているそうです。
今回のレポートのために写真を撮っているときに教えてくださいました!
以上、現場レポでした!
オフィスの現場に行くのは初めてだったのですが、すりガラスシートを窓に貼ってセキュリティ対策をしていたり、オフィスは人の往来が多くなるので床には耐久性のある塩ビタイルを使用していたり…オフィスならではの特徴もたくさんありました。
物件の種類ごとのつくりの特徴、もっと知りたいですね。
これからも様々な現場のレポをお届けしていきますのでお楽しみに!