「コロナをチャンスと捉え」代表比留間が語るKOMOREBINOOKの未来

みなさまこんにちは!KOMOREBINOOKの赤坂です。今回のコロナウイルス感染拡大を経験し、何を考えどう動き、そして今後どこへ向かおうとしているのか社長にインタビューしてみました!

-コロナによって、実際どういった影響がありましたか?

具体的な数字は言えませんが、進んでいたいくつかの案件が2月ごろの段階で延期になり、さらにG.W.明けくらいで結局中止になってしまった案件もあります。
本業がまわらなくなってしまい投資的なものができなくなってしまったり当初予定していたローンが組めなくなってしまったりでやめざるを得ない状態でした。
状況が状況だけにしょうがないのですが大きな損害です。

-特に3,4月くらいはまったく先が見えない状態でしたが会社としてはどういう状況だったのでしょう?

年明けくらいは早く収束してくれないかなという雰囲気もありましたが、3,4月になるとこれはそういうものではない、長期化するしその後も以前のように戻るということはないということは見えていたので何とか考えないとと思ってました。
現場でもコロナのせいで人が集まれないし、お客様も来て欲しくないだろうしというところで、目先の仕事を諦めて新しい企画やプロジェクトを考え実行し、アフターコロナに向けて準備とチャレンジの期間と捉えることにしました。

-その一つが先日発表されたアフターコロナ向けのサービスだったわけですね。あれはどういった経緯で企画されたサービスなんですか?お客様からの要望とか?

いや、あれは自分たちで考えた企画です。今後のどうすればいいか社内のメンバーで考えた結果始めたサービスです。

▲インタビュー中の一コマ。いつもインタビューは和やかな雰囲気で行われます。

-実際プレスリリースで発表されてましたが反響はいかがでしたか?

専門誌などからお問い合わせは来ていたようです。
業界の専門誌とか一部反響はあった。実際のお客様はどのようなものなのか、実例が見たいのではないかと思います。
現在、一件ご依頼を頂戴してオフィスのリノベーションを進捗しています。

-6月になり自粛も解除されましたが状況は以前と比べどうなんでしょう?

一部事業は動き始めているが、飲食店関係はたぶん年内はないのではと考えています。あと美容院なども。オフィスの需要などはありそうですけどまだまだですね。
なので今まで忙しくて手を動かせていなかった企画を進めているといった状況ですね。ただいまだけじゃなくこの1年でいろんなことをやりたい。人の足を使った営業だけでなくWEBからもしっかり集客ができるようにするなどいろいろチャレンジしたいと思っています。

-なるほど。同業の人たちはどうですか?

コロナのことをしっかり考えて、ちゃんと対策をしっかりしたところは受注は増えているし、何も考えずただ待っていたような人たちは厳しいですね。7-9月では、さらに多くの会社が倒れていくのではないでしょうか。飲食店などもそうですね。座席やテーブルを間引いての営業をしているので、ある程度人が戻ってきても営業を続けることは厳しいかと思います。なので都内の家賃は高いので地方に移るという人もいますね。
そういう意味では年内はがつがつ営業を取りにいくというより、いろいろ仕込みの期間にしようかなと思っています。

-ご自身の中でコロナ前と今とではなにか心境に変化はありましたか?

気持ちや想いにそんなに変化はないかな。ただ小さな会社なのでまだまだプレイヤーとしての動きも多く、営業回って見積もりとって現場も見てで全然時間がありませんでした。それが時間に余裕ができていろいろ考えたりすることができたので、この時期をどう乗り越えるか、これをチャンスと捉えどうすべきかを見つめ直すことはできたのは良かったかなと思います。目先の営業をとることに注力してもだめなんだと。
それと当社は店舗特化とかイベントだけとか専門でやらずに、いろいろ広い範囲で仕事をしていました。コロナ前まではそれがよくない、どこかに絞って注力すべきだと考えていましたが、逆に今はそのおかげで助かっています。店舗専門とかだと100%仕事なくなってましたから。

-今後の動きとしては?

もっといろいろ取り組んでいきたいですね。リリースを出したとき正直それほど反響があるとは思っていなかったのでびっくりしました。実際の売り上げにつながるにはまだ時間はかかりそうですが、そういったことが望まれているのかという気づきもあり、今までなんとなくやりたいなーとか思っていたことをやろうと思うことができました。これからも建築業に限らず積極的に動いていきたいと思います。

-今後が楽しみです!ありがとうございました。

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